怨霊について
ふと突然気になったので、「日本三大怨霊」についてネットで調べてみた。
日本三大怨霊というのは、菅原道真、平将門、崇徳天皇の三人のことをいうそうで、
この三人は、色々な怨霊の伝説があり、文学作品や歌舞伎に登場したりするらしい。
Wikipediaで調べただけだけど、三人とも、けっこう酷い目にあって、悔しい思いをして死んでいるようだ。
昔の人は、天変地異や、火災や、政治がうまくいかないとき、怨霊の祟りだと信じていたらしい。
私は、それらの天変地異や、火災や、政治がうまくいかないとかは、
怨霊のせいじゃない可能性も十分あるのでは?と、すこし思ってしまった。
三人の怨霊も、「またオレらのせいにしやがって。」とか、思ってるかもしれない。
でも、もし、怨霊の仕業だとしたら、
「あいつら、すっかりオレらのことなんか、忘れて、調子乗りやがって。懲らしめてやる。えーい」とか言って、祟りを起こしてるかもしれない。
自分は、悔しい思いをして、やりたいこともたくさんあるのに死んでしまって、
ムカつくやつらが、自分のことなんかすっかり忘れて、普通に生きて、それなりに楽しく生活してたら。
私がもし怨霊だったら、「えーい」って、やりたくなるかも・・と思う。
怨霊にたいしては、いつも、忘れないようにする事が、大切なのかもしれない。
最近、知ったんだけど、
有名な、ツタンカーメンの呪い(ツタンカーメンの墓を発掘していた関係者が次々と死んだという)
死んだ人たちは、感染症で死んだだけなのだが、
当時は原因がよくわからなくて、呪いのせいに違いないと、みんな、恐ろしくおもって、大騒ぎしたそうだ。
ツタンカーメンも、「ぼくのせいじゃないんだけどなぁ」とか、思ってるかもしれない。
でも、「ぼくはひっそり眠っていたいのに、大勢で穴掘って、うるさいなぁ〜」くらいは、思ってたかもしれない。