さくらももこのマンガ

こないだ、さくらももこの「神のちから」というマンガを古本屋で買ったので、ちょっと読んでみた。

 

さくらももこのマンガは、「ちびまるこちゃん」と、「コジコジ」しか、読んだことがなかったから、買ってみた。

 

さくらももこは、キャラクターの表情を描くのがうまいなぁと思った。

やなやつが、カーッとなって、ブチ切れてる表情とか、いかにも怪しいウソをついて、冷や汗をかきながらごまかしている表情とか、すごいうまい。

「いるよな〜こういう人」って、思う。

 

私は、さくらももこのマンガが、一時期、苦手だった。

10代の頃は好きだったけど、20代の頃、読めなくなってしまった。

30代になった今は、また普通に読めるようになった。

なんで20代の頃、苦手だったのか、というと、

20代の頃のわたしは、「ブスの呪い」と毎日戦っていて、さくらももこのマンガを読むのがつらくて読めなかった。

「ちびまるこちゃん」の、みぎわさんが出てくると胸がチクチクして、つらくて読めなかった。

 

でも、最近は、「ブスの呪い」から解放されてきたので、普通に、読めるようになった。

 

ちびまるこちゃんの話で、好きな話は、うろ覚えなんだけど、学校で防災訓練の日の話。

真剣に防災訓練をするために、どのタイミングで訓練をするか決めてなくて、

いつ訓練するんだろうと思いながら、授業を受けてたら給食の時間に突然、防災訓練がはじまり、

まる子は、その日、給食に好物(たしかプリンだったかな?)が出てたけど、好物を一番最後に食べようとしたら食べ損ねてしまった・・という感じの話。

 

わたしも、まる子と一緒で、意地汚いので、食べ物ネタには、すごい共感してしまうんだ、、

 

あと、ちびまるこちゃんのマンガに載ってた、読み切りのエッセイの、高校時代にある日突然、ディスコに行くことになったマンガとか、「りぼん」の編集部に、マンガを投稿してた頃のエッセイマンガも好きだった。