私の身に起きたこと

私は2016年7月に都内にある小さなライブハウスへ、ライブをしに行きました

そのライブハウスのオーナーは、私をとても気に入ってくれました 

「毎月レギュラーで出演して」と言ってくれて、私はミュージシャンとして評価してもらえたのだと、とても嬉しかった

 

レギュラーになってから、そのオーナーは私に飲みに行こうと何度か誘ってきました

私は、彼がどういう人か、よくわからなかったけれど、断ったら、レギュラーから外されるのかもと思い、飲みの誘いに応じました

 

2016年9月に桜木町で彼と会った時に事件が起きました

中華料理店で食事した後、彼は、私をラブホテルへ連れて行こうとしました

 (※1  捕捉説明追加:2023.3.15) 

(※2  捕捉説明追加:2023.4.18 )

 

彼は酔っ払っていました

私は発達障害があり、危険な状況を認識し、適切に対処することが苦手です

怖くて泣くしかできなかった 

泣いている私の手を引っ張り、部屋へ連れて行きました

部屋の中でも怖くて泣いて動けなかった

あいつは、なんで泣いてるのと笑って、私を犯しました


数日後、私は彼の店に電話しました 

あなたを警察に訴えると言いました

彼は、俺を脅迫するんだなと言い、じゃあもう2度と店に来るなと言って一方的に電話を切りました

店のスケジュールを確認すると、私の名前は全て削除されていました

私は悲しかった その頃の私はライブ活動をはじめたばかりで、他にライブができる場所を知りませんでした

彼に犯されたこともショックだったけれど、ライブの機会を失ったことも、同じくらいショックだった

私は彼の言いなりになる道を選びました

そして2020年10月に、あなたの店ではもうライブしませんと言って、行かなくなるまで、彼と定期的に性行為をしていました

私はその4年間、自分の苦しみに蓋をして、見ないふりをしました

私はレイプされていない、自分の意思で彼と付き合っているんだ、私は彼を愛しているんだ・・・

いつもそう思うようにしていました そうすると不思議と気持ちが軽くなり、元気に振る舞うことができました

 

彼は私を傷つける言動をたくさんしました

 

私が他のライブハウスへ出たり、知人の企画イベントに出演すると くだらねえライブハウスに出るなと怒りました 知人のイベントのことを、つまんない奴しか出てないんだから出るのやめろと言ってきました

 

私がバンドをはじめたら、会うたびにバンドメンバーの悪口を言って、早くバンドやめろと言ってきて、バンド名を「時間の無駄」にしろと言ってきました

彼とユニットをやっていたのですが、お前は1人だといい音楽が作れないんだと言って、お前はいい歌詞が書けないんだから、曲だけ作って俺に提供してろと言ってきました

串カツ屋で2時間くらい説教されたこともありました くだらないライブハウスでライブしてたらお前の音楽がだめになると言ってました

 

私はそれらの言動に対して、うまく嫌と言えませんでした

嫌といってみたこともありましたが、「くだらねえこと言ってないで音楽に集中しろ」と言われるだけでした

夜中に、彼に、メールで、死ねとか殺すとかひたすらそういうメールを送るしかできませんでした

彼は周りの人たちに「つはるはキチガイだから」といつも説明していました 周りの人たちはそれを信じていたのでほとんど誰にも相談できませんでした

 

私は彼をちゃんと好きになれば問題ないのかも思うようになり、まじめに好きになる謎の努力をしてましたが

家に帰ってから死ねとか殺すとかメールしていました

本当に本当に地獄にいるような気分でした

 

地獄から抜け出すきっかけは

彼が私の個人情報(家の住所、家の電話番号、お父さんの名前、お父さんの勤務先)をなぜか知っていて、ある日、突然家へきて騒いだからです。

お宅の娘が俺に死ねとか殺すとかメールして困ってるんだと言っていたそうです

(私はその時は寝ていて、両親から聞きました)

それを聞いて、怖いと思い、行かなくなる決意ができました。

 


彼の店へ行かなくなれば大丈夫と思っていました 

しかし私の苦しみは、話を寄り添って聞いてくれる人に話すまで、和らぐことはありませんでした

何度も何度も自殺を試みました

何度も何度も頭の中で彼を殺しました

今も苦しんでいます。


私の中にあった、いちばん大事な、あたたかいものは死にました

 

 

私が苦しみながら生きていること、私の苦しみは嘘ではないことは、私の音楽を聞けばわかると思います

 

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※1 捕捉説明:2023.3.15

このとき、道端で「露天風呂だって。」と話しかけられました。私は、「露天風呂はいいですね。」と返事をしました。

「露天風呂はいいですね。」と返事をした瞬間、腕をがっと掴まれ、強い力でラブホテルまで引っ張って連行されました。

どうやらラブホテルの外壁に「露天風呂」と書いてあったようでした。

(そのホテルのホームページを後日、確認しましたが、一部屋だけ、露天風呂が設置されているようです。私が連行された部屋は、露天風呂はなく、普通の室内にある浴槽でした)

私はラブホテルの前に連れて行かれるまで、何が起きているのか意味がわかりませんでした。

ラブホテルの前でようやく事態に気づきましたが強い力で腕を掴まれていて恐怖を感じて、叫んだりすることはできず、泣くしかできませんでした。部屋がある階に向かうエレベーターの中で「ちょっと無理」と言いましたが「大丈夫」と言われました。

 

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※2  捕捉説明追加:2023.4.18

9月に会う前、8月にも2人で鎌倉で会いました。

8月に鎌倉へ行った際は何事も起きずに済んだのですが、「ホテルへ行こう」と冗談っぽく言われていました。

私は彼が「そういうキャラクター」なのかと認識していました。ホームページも見ていましたが、「面白おかしく、性欲に素直なキャラクター」だと認識しており、彼が私を性的な目で見ていると認識していませんでした。

彼が60代半ば、私が20代後半、という年齢差もあり、性的な目で見ていると思いませんでした。

ホテルへ行こう、と言われたときに、

「私をホテルに連れて行かないでください。もし、ホテルの前まで連れて行かれたら、混乱して、うまく断れないと思うので、ホテルへは連れて行かないで」と答えました。

この返答には他意はなく、本当に彼とホテルへ行きたくない事、自分が発達障害があり、嫌なことをうまく言えない性質なため、正直に答えました。

しかし、その後、本文にあるように、店に、警察に訴えると電話した際に、彼から「お前が誘ってきたんだろう」と責められました。

「ホテルの前に連れて行かれたら、うまく断れないため連れて行かないで」という私の発言は、「ホテルに連れて行って」と言っているようなものだ、と彼は主張していました。

わたし自身も、次第にその件に対して、あの返答は誘ってることなんだ...と思い込んでしまい、

もっと、うまく言えたらよかった...などとその後、ずっと自責の念にとらわれるようになりました。

この件は、最近になって支援者に話すことができるようになったことです。

 

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