国籍

わたしは、ふだん、自分が日本人であることを意識することは、ほとんどない。


わたしが、「日本人だなぁ」と思うときは、

納豆ごはんがおいしいとき。

祭り太鼓の音を聞いて、テンション上がったとき。

桜をみて、センチメンタルな気分になってるとき。

それくらいかな。



ときどき、台湾の売れてる音楽きくと、「台湾だな」と思うし、アメリカのロックバンドを聴くと、「アメリカだな」とおもう。

台湾にも、アメリカにも、行ったことないけど、勝手に、なるほどと納得してるので、

外国人が、わたしの音楽きいたら、日本だなと思うのかもしれない。


自分としては、「これぞ、日本の音楽だ」ってかんじの音楽は、まだ作ったことがない。


「日本の音楽」とは異なるけど、沖縄の音階で、音楽を作ろうとしたことはあって、それは、むずかしくて挫折してしまった。


(沖縄も、行ったことがない)


音楽には、国籍はないとおもうんだけど、やっぱり、他の国の音楽を聴くと、異国の音楽だなぁとおもう。


前に、ライブハウスで知り合った人に、「つはるさんは、ドイツでライブしたら、ウケるとおもう」と言われたことがある。


わたしのドイツのイメージは、おいしそうなビール。ソーセージ。あと、黒くて、モソモソしてるパン。

・・そのとき、食べ物しか、おもいつかなくて、ちょっと情けなかった。


それ以来、ドイツが、すこし気になってる。


祭り太鼓で思い出したけど、無善寺のちかくに、「祭り太鼓」っていう、店名の、居酒屋があって、ちょっと気になっている。

「祭り太鼓」って書いてあって、お店の外観も、和風な雰囲気なのだが、店員さんが、外国人で、メニューも、ネパールラーメンとか、外国っぽいメニューがでていて、

「カオスで、いいな。」と、通るたびにおもう。