思想

最近、ひまなとき、マルクスの思想について、調べたり、図書館で本を読んだりしていた。

 

マルクスの思想に興味をもった理由は、たくさんの人に影響を与えた思想が、どんな思想なのか、ちょっと気になったから。

 

わかりやすく、噛み砕いて書かれている本を読んでみたけど

マルクスの思想って、けっこう、分析を繰り返して、頭の中でシミュレーションした理論に基づいた考え方なんだな」と、かんじた。

 

「頭の中で考えた理論」は、わたしには、けっこうむずかしくて、2〜3回、文章を、口に出して言うと、やっと、なんとなく、わかるような、やっぱわかんないような、そんな感じだった。

 

わかりやすく書いてある本を、ざっと読んだだけだけれど、理屈っぽくて、ちょっと難しい。

 

けれど、「うまくいかないときは、暴力でなんとかしろ」と書いてあって、

「えっ」とおもった。

「理論的に説明してるのに、うまくいかないときは、暴力OKなんだ」と、おもった。

 

あとは、「革命」を、起こしたあと、どうするかについては、書いてなかった。

これも、「えっ?」と思った。

 

マルクス共産主義と、中国の共産党は、似てるけど、結構ちがうようだ。

けれど、根本にある、「うまくいかないときは、暴力でどうにかする」の考えは、共通なんだと、おもった。

 

「うまくいかないときは暴力でどうにかする」の思想は、王様とか、貴族とかに、ずっとずっと、支配されてる、貧しい人々の心に、ガツンとくるんだとおもう。

 

もし、自分も、生まれた時代や、生まれた国がちがっていて、ずっとずっと、年貢とか納めるために、毎日、朝から晩まで働いてたら、心に刺さっていたとおもう。

 

「うまくいかないときは暴力でどうにかする」ときいて、「えっ?」と思う自分は、それなりに、豊かな暮らしをしているからなのかもしれない。

「暴力でどうにかした結果、どうなっているか」を、ある程度、知っているから、そう思うのかもしれない。

 

わたしは、チェ・ゲバラのTシャツはカッコいいとおもうし、レイジアゲインストザマシーンの音楽は、かなり好きだけれど、

「うまくいかないときは暴力でどうにかする」の思想は、ちょっと無理。。。とおもった。

 

人が、人に与える思想というのは、

その人が死んでも、残り続けるし、

影響を受けた人が、また人へ伝えて、その人がまた人へ伝えていって、、

それを考えると、「思想」って、「永遠に残り続けるもの」ランキングの、1位か2位に、なるんじゃないか?と、思っている。

 

共産主義を、ちょっとだけ勉強して、思ったことは、

自分も、自分なりの「思想」を、音楽で表現ができるようになれば、

その思想に、共感した人に、受け入れてもらえるのかなぁとおもった。

 

「心に刺さる思想」は、すごい影響力が、ある。

自分なりの思想を、音楽にしたい。

 

わたしは、今のところ

(ねこを大切にしよう) (テレビや新聞は一切信用しない) の思想しか持ってないけど、

そう思いました。