音楽のジャンル
私はたまに、横浜のブックオフへ行くんだけど
最近、ブックオフでいつも流れている
「うっせえわ」という歌が、ちょっと気になり、
昨日、YouTubeでフル尺できいてみた。
「うっせえわ」という歌は、ホントにいつもブックオフでガンガンながれていて、
「この曲って、なんか、ボーカロイドの音楽っぽいなぁ」と、思っていた。
でも、ボーカルは、人間の声だったので、
どういうことなんだろうと思って、YouTubeできいてみた。
調べたら、作曲した人は、ボカロpとして、活動している人だそうで、
歌っている人は、18歳の、女性の歌手だそうだ。
あまり、ボーカロイド音楽をきちんと聴いたことがないんだけど、
ボーカロイド音楽って、「ボーカロイド音楽だなぁ」とわかる、音楽な気がする。
うまく説明ができないけれど、そんな気がする。
私は、ボーカロイド音楽は、作ったことがないから、これは、完全に勝手なイメージなんだけど、
ボーカロイド音楽を作ろうとすると、
「ボーカロイド音楽だなぁ」ってカンジのものになるんだろうなと思う。
たぶん、ああいうカンジの音楽が、いちばん、ボーカロイドに相性がいいんだろうなぁと、
勝手な想像だけど、そう思ってる。
ボーカロイド音楽だけでなく、
ロックとかジャズとかも、そういう所がある気がしている。
ロックとかジャズとかも、自由なように見えて、ぜんぜん自由じゃなくて、半分くらいは、「こうあるべき」という規範に沿って、作ってるのではと、思っている。
もう、世の中に出回ってる音楽は、死ぬほどやり尽くされているので、
ドラムがあって、ベースがあって、
キーボードやギターがあって
そしてボーカルがある、
そのスタイルで音楽を作るとすると、
そうなってしまうのは、しょうがないのかもと思ってる。
自分自身、曲をつくってて、それを実感する時が時々、ある。
私は、90〜00年代の、音楽がすごく好きで、
それは、なぜかというと
あの頃の音楽は、ジャンルの存在が無くなりかけていたと思うから。
CD屋へ行けば、いちおう、ロックとかジャズとかポップスとかテクノとか、分類はされているけれど
CDを借りたり、買ったりして聴くと、ロックでもないし、ジャズでもないし、ポップスでもない、テクノでもない、、??
ジャンルにとらわれない音楽というよりは
色んなジャンルの音楽がごちゃ混ぜになったような、
そういう、音楽が色々あったような気がして、面白かった。
(リアルタイムで聞いていたわけではなく、
大学生のころ、神保町のジャニスとかに通って、10年遅れて聞いていました)
わたしは、その頃の音楽の影響をけっこう受けてるかもしれない。
今、音源をがんばってつくってるけど、
「CDショップの店員さんが、どの棚に置こうか、一瞬、悩んでしまうような音源」
を、作りたいな〜と、思ってがんばっています。